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2012年04月29日

双極性Ⅱ型/逆境

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。


それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。素直さは人を強く正しくし聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

松下幸之助
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私もそう思います。逆境も、順境も、その人に必要で与えられた境涯です。それをどう受け止め、どう生きるかが大切でありその一つ一つを謙虚に素直に生きること、感謝の心を忘れず生きること、これこそが大切ではないでしょうか。


私も逆境を受け入れ「よし、これがさだめだ!」と素直に受け入れたときその先の道が開けるような気がします。ありのままの私を理解し、支えてくれる妻、両親、友人に感謝しています。


いつも目にする月は、地球からは表側しか見えません。表側だけ見えていても、月全体を知ったことにはなりません。月の裏側に行く機会が無い限り、裏側にどんな秘密があるのかは謎のままです。


逆境の状態に身を置くことによって初めて見えるものがあります。それは満ちて生きている時には気付かないことばかりです。少し前の私はジタバタするばかりで何もできませんでした。でも今の私は、ジタバタすることなく目を見開いて、しっかりと体感しています(体験中です)


感謝の念に限らず、思いやりの気持ちとか、慈しむ気持ち、哀れむ気持ち仏教でいう慈悲喜捨の気持ちというのは、拡がり続ける想いなんですね。「慈悲喜捨(じひきしゃ)」という言葉は、他の幸福を喜び(慈)不幸を憐れみ(悲)他の有徳を欣(よろこ)び(喜)不徳を捨てる(捨)その態度を培うことによって、心は乱れなき静澄を保つ。そんな感じでしょうか。


もし、今が不幸かと問われでば私は「プチ幸せ」だと答えます。
感謝。感謝です。


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Posted by マンモス at 13:55│Comments(0)障害:うつ病
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